家族や恋人など、身近な人とずっと仲良く楽しく過ごす魔法の言葉。

旦那さんや奥さん、恋人や親友、自分の子供など、多くの方がイラッと来る相手は、ほとんどが親しい人だったりします。

人はたいして親しくない人には遠慮があるので、相手を褒めたり、言葉も丁寧ですが、親しくなればなるほど相手を褒めたりしなくなり、丁寧な言葉を選ばなくなります。

ちょっと不快なことをされたり言われたりした場合、
親しくない相手になら一呼吸おいてから、何を言うか、何をするか考えるところを、
親しい相手にはカッとなって、一呼吸おかずに反撃してしまうものです。

それは、親しいがゆえに相手に期待して、自分の理想を押し付けがちだからなのです。
親しい間柄だからといって、相手が自分の思うような言動をすると思うことの方が本来ならおかしいことですよね。

では、現状ギクシャクしている親しい間柄の人と良い関係に戻りたいのなら具体的にどうすればいいのか?

例えば、相手が旦那さんなら、会話のどこかで「あなたは昔からそういうところがあって、そこが素敵だと思うわ。」ですとか。
よく知っている関係だからこそ、良いところだって本来よくわかっているはずなので、そこをサラっと褒める。
または、「いい旦那さんと結婚できて私は幸せね」とかね。

普段褒めるような会話がなかった夫婦の場合、最初は「なんだよ!?」といった反応しか返ってこないかもしれません。
ですが、何度か褒めることを繰り返していくうちに、必ず旦那さんの態度も変わってきます。

相手を心地よい気分にさせる。
そうすれば、相手も同じようにこちらが心地よくなる態度を示してくるものです。

人間は自分を理解してくれて、褒めてくれて、居心地の良い人と長く一緒にいたいものです。
自分の良くない点を指摘し、高めてくれるのは通常は家族ではなく社会、会社、仕事です。

子供の場合、叱ることも大切かもしれませんが、やはり褒めることがなく叱ってばかりでは、反発され関係は悪くなってしまうと思います。

相手の良いところを言葉で褒めて伝えることって、とても大切なことだと思います。

ほとんどの人が1番大切にしなくちゃいけない人を蔑ろににしがちです。
親しい人ほど改めて感謝の言葉をかけることを心がける。
すると、最終的には仲良く楽しい時間を相手と一緒に過ごすことができ、自分にとってもプラスになるのです。

相手を変えようとするのではなく、まず自分の態度を変えること。
これができれば自分も相手も幸福度は一気に上がりますよ