「いいひと」という得するスキル
人にどう思われようと気にしないwと、若い人より中高年層の方が言いがちだけど…。

なんででしょうね?
40代以上の人ほど、「人にどう思われようと関係ない」って言う人が多いように感じます。

私が思うに歳を重ねるほどに人への配慮がある方の方が素敵に見られると思うんですが。
例えば若い時はあまりに他人に気を配りすぎると、無個性と言うか、「面白くない人」
「どこにでもいそうな人」と評価されてしまうことがあると思うのですが、
40歳も超えてくると、そこそこ人生経験積んでますので、わざわざ個性を自ら強調しなくても
十分個性的で、言い換えると「アクが強く」なってきているんです。

そこにきて「他人にどう思われようと関係ない」なんて思って人に対して配慮のない行動していると、
「個性的で素敵」というより「なんか横暴な人だなぁ」と思われてしまう可能性の方が高くなってしまうと思います。

他人への配慮がある人は、多くの人からの評価評判が高いです。
「他人にどう思われようと関係ない」と思ってる人は評判評価を気にしない人かもしれませんが、
思いの外世間は狭くて、知り合い同士が友達だったり知り合いだったりします。

あなたがいない時にあなたの話題が出たとき、
「ああ!あの人はいい人だよ~!」と言ってもらえるのと、「ああ、あの人ね、ちょっと・・・。」と言われてしまうのでは、
その後、いい人脈を気づくのに大きな差が出てきたりもするものです。
(誰だってやはり、いい人に嫌な人は紹介したくないですからね。)

人の評価を気にしないのは非常にもったいのないことで、世の中はグローバル化が進んでいるようで、
実は意外と小さな「スモールワールド」に私たちは住んでいるのです。

メタバースなどが浸透し、意識(脳みそ)だけ仮想世界に飛んで実社会に意識を置く時間が減ったとしても、実社会のお付き合いは逆に今より大切になってくると思います。

人間はほとんどの人がいい人が好きで、嫌な人が嫌いです。
いい人には優しくしたいし、嫌な人とは関わりたくないものです。

先日読んだ橘玲さんの本にも「評判格差社会」という言葉が出てきますが、それなりの年になったら、誰からも好かれるように人に配慮をしながら、
尖らずに丸い人間になっていった方が断然お得な生き方だと私は思います。